Photoshopで塗りつぶしの方法をお探しですね。

広告

Photoshopのバケツツールで塗れない・全体が塗られる原因と解決法

Photoshopでバケツツールを使っていて、「クリックしても塗れない」「線画の中だけ塗りたいのに画面全体が塗りつぶされちゃう」って困ったことありませんか?実はこれ、ツールが壊れてるわけじゃなくて、レイヤーの選び方や設定がちょっとズレてるだけなんです。

この記事では、バケツツールがうまく使えない原因と、思い通りに塗るためのコツを分かりやすく説明していきます。

バケツツールで塗れないときの原因

レイヤーの選択ミスが一番多い

バケツツールで塗れないとき、まず確認してほしいのが「どのレイヤーを選んでるか」です。

バケツツールは、今選んでいるレイヤーに色を流し込むツールなので、線画を見ながら作業していても、実際には別の空っぽのレイヤーや非表示のレイヤーを選んでいると、色が入りません。

特に注意したいのがこんなケース:
– 背景レイヤーにロックがかかっている
– 透明ピクセルのロックがオンになっている
– 別のレイヤーを選んでいる

レイヤーパネルをもう一度見て、塗りたいレイヤーがちゃんと選ばれているか確認してみてください。

レイヤーの種類が合っていない

Photoshopには色々な種類のレイヤーがあって、中には普通に塗れないものもあります。

**バケツで直接塗れないレイヤー:**
– テキストレイヤー(文字が書いてあるやつ)
– シェイプレイヤー(図形を描いたやつ)
– スマートオブジェクト
– 調整レイヤー

こういうレイヤーに塗りたいときは、新しく普通のレイヤーを作って塗るか、「ラスタライズ」という処理をしてから塗ります。

ただしラスタライズすると後から編集しにくくなるので、元のレイヤーをコピーしてから作業するのがおすすめです。

選択範囲やマスクが邪魔してる

画面上では何も選択されてないように見えても、実は小さな選択範囲が残っていることがあります。

そうすると、その範囲の外には色が入りません。

また、レイヤーマスクやクイックマスクを編集中だと、画像じゃなくてマスクの方に色を塗っちゃってることも。

塗れないなと思ったら、一度「選択範囲を解除」(Ctrl+DまたはCmd+D)してみましょう。

色や不透明度の設定

意外と見落としがちなのがこれ:
– 前景色が背景と同じ色(白に白を塗ってる)
– バケツツールの不透明度が低い
– 描画モードが「通常」以外になってる
– レイヤー自体の不透明度が低い

まずは前景色を分かりやすい色(赤とか青とか)にして、バケツツールのモードを「通常」、不透明度を100%にしてから試してみてください。

全体が塗られちゃう理由

線が閉じてない

バケツツールで一部分だけ塗りたいのに画面全体が塗られるとき、一番多い原因は「線で囲まれてない」ことです。

線画に小さな隙間があると、そこから色が漏れ出して、背景全体が塗られちゃいます。

目では閉じて見えても、拡大すると1〜2ピクセルくらいの隙間があることはよくあります。

線画を描くときは、できるだけ線をしっかり閉じるように意識しましょう。

「隣接」の設定

バケツツールのオプションバーに「隣接」っていうチェックボックスがあります。

– **隣接がオン:**クリックした場所とつながってる部分だけ塗る
– **隣接がオフ:**レイヤー内の似た色の部分を全部まとめて塗る

隣接をオフにしていると、白い背景の一部をクリックしただけで、画面中の白い部分が全部塗られることがあります。

基本的には隣接をオンにしておくのがおすすめです。

許容値が高すぎる

「許容値」は、クリックした色とどれくらい似た色まで塗るかを決める数値です。

– **数値が低い:**クリックした色とほぼ同じ色だけ塗る
– **数値が高い:**ちょっと違う色まで広く塗る

許容値が高すぎると、線の色まで「似た色」と判断されて、色が外に漏れ出すことがあります。

イラストを塗るときは、20〜50くらいから試してみて、様子を見ながら調整するといいですよ。

「すべてのレイヤー」の設定

線画と塗りを別々のレイヤーに分けてる場合、この設定が重要です。

例えば、上に線画レイヤー、下に塗り用の空レイヤーがあるとします。

塗りレイヤーを選んでバケツツールを使うとき、「すべてのレイヤー」がオフだと、バケツツールは今選んでるレイヤー(空っぽ)しか見てません。

だから線画を境界として判断できず、レイヤー全体が塗られちゃうんです。

線画を参照しながら別レイヤーに塗りたいときは、「すべてのレイヤー」にチェックを入れましょう。

バケツツールの正しい使い方

基本の手順

**1. レイヤー構成を整える**

イラストを塗るときの基本は、線画と塗りを別レイヤーにすることです。

“`
【レイヤー構成の例】
上:線画レイヤー
下:塗りレイヤー(新規作成)
“`

こうすると、色を変えたいときに線画を傷つけずに修正できます。

**2. バケツツールを選ぶ**

ツールバーからバケツツールを選びます。

見つからないときは、グラデーションツールと同じ場所にあるので、アイコンを長押しして切り替えてください。

**3. 設定を確認する**

塗る前に、オプションバーで以下をチェック:
– モード:「通常」
– 不透明度:100%
– 隣接:オン
– すべてのレイヤー:線画が別レイヤーならオン
– 許容値:20〜50くらい

**4. 前景色を設定して塗る**

塗りたい色を前景色に設定して、塗りレイヤーを選んだ状態で、塗りたい場所をクリック!

うまく塗れないときの対処法

**線の隙間をふさぐ**

線画に隙間があるときは、ブラシツールで隙間を埋めてから塗ると、色が漏れません。

線画レイヤーに直接描き足すか、線画の上に新しいレイヤーを作って隙間だけ埋める方法もあります。

**選択範囲を使う**

バケツツールだけでうまくいかないときは、先に選択範囲を作ってから塗る方法も便利です。

1. 自動選択ツールやなげなわツールで塗りたい範囲を選ぶ
2. バケツツールで色を入れる

こうすると、選択範囲の外には色が広がらないので安心です。

**許容値を調整する**

– 色が漏れる→許容値を下げる
– 塗りたい部分が塗れない→許容値を上げる

線画の濃さやアンチエイリアスの具合によって、ちょうどいい数値は変わります。

何度か試しながら調整してみてください。

それでも直らないときは

新規ファイルでテストしてみる

複雑な制作データだと原因が分かりにくいので、新しいファイルを作ってテストしてみましょう。

1. 新規ファイルを作成
2. 白い背景に黒いブラシで円を描く
3. 円の中をバケツツールでクリック

これで円の中だけ塗れれば、バケツツール自体は正常です。

元のデータ側に原因があります。

元データの確認ポイント

– 線画レイヤーが非表示になってないか
– 線画が薄すぎないか
– 塗りレイヤーを選んでいるか
– 線画がシェイプやスマートオブジェクトになってないか

特に線画がベクターデータだと、バケツツールが境界として認識しにくいことがあります。

ツール設定をリセットする

知らないうちに設定が変わってることもあるので、バケツツールを初期状態に戻してみましょう。

1. バケツツールを選ぶ
2. オプションバーのツールアイコンを右クリック
3. 「ツールをリセット」を選ぶ

これで設定が標準に戻ります。

安定して塗るためのコツまとめ

**線画を描くとき:**
– 線はできるだけ閉じて描く
– 隙間ができたら後で埋める

**レイヤー構成:**
– 線画と塗りは別レイヤーに分ける
– 線画は上、塗りは下に配置

**バケツツールの設定:**
– 隣接:基本はオン
– すべてのレイヤー:線画が別レイヤーならオン
– 許容値:20〜50から調整
– モード:通常、不透明度:100%

**塗れないときのチェック順:**
1. 正しいレイヤーを選んでるか
2. 選択範囲が残ってないか
3. 隣接がオンになってるか
4. 許容値は適切か
5. すべてのレイヤーの設定は合ってるか

細かい隙間が多い絵では、バケツツールだけで完璧に塗ろうとせず、ブラシや選択範囲を組み合わせるほうがきれいに仕上がります。

設定さえ合っていれば、バケツツールはとっても便利なツールです。

焦らず一つずつ確認していけば、必ず原因が見つかりますよ!

広告